クラウン(被歯冠)とブリッジ

1. ブリッジの種類

ブリッジは隣接する歯に人工の歯を永久的につなぎ合わせるものです。ブリッジは平均10年。

固定式ブリッジ メリーランドブリッジ 片持ちブリッジ
上記の絵は固定式ブリッジで、最も一般 的なブリッジの方法です。2本の架工義歯 に隣接した歯にかぶせて、真ん中の人工 歯を支えます。 メリーランドブリッジは、主に前歯を欠 損した場合に適用します。一本の架工義 歯に金属製のバンドがついていて、周辺 の歯で支えます。 架工義歯をつけることのできる 歯が一本しかない場合の方法で す。(一番奥の歯を欠損した場 合など) 欠損した歯より前の2本に架工 義歯をつけることで、その2本 が欠損部の人工歯を支えます。

ブリッジ装着の過程

ステップ1: クラウンの準備段階です。まず歯を削り、形を整え、歯形を取り、仮歯を入れます。

ステップ2: 仮歯を取り外し、出来上がったクラウンを取り付ける。最後に噛み合わせの調整をします。

ブリッジのお手入れ

しっかり歯磨きをし、デンタルフロスを使用し、6ヶ月に1回の定期健診をお勧めしております。

2. クラウン装着の過程

クラウンで素敵な笑顔を!

なぜクラウンを使うのでしょうか

1.歯を守る – 将来起こり得る虫歯、また歯がもろくなったり、ひびが入ってしまうことから守ります

2.回復・復元 – 損傷したり、極度に磨り減ってしまった歯の機能と審美性を復元します

3.支える – クラウンは、かなり大きな充填材により歯を支えることができます

4.代用となる

  • 失った歯の代わりにブリッジなどで補います
  • クラウンはインプラントに装着したり、永久歯の代用となります

5.審美 – 変色や変形した歯もクラウンで美しくできます

ステップ1: まず初めに、クラウンを被せられるように天然歯を削ります。その後、歯型をとります。歯型はラボ へ送られラボでクラウンを製作いたします。完成までに5-7日間ほどかかるため、その間は仮歯を装 着していただきます。
ステップ2: 次回のご来院時に仮歯をはずし、完成したクラウンを装着いたします。
ステップ 3: 一日に2-3回の歯磨きと、最低一回のデンタルフロスを使用して、口腔内を清潔に保ちましょう。

クラウンのお手入れ

  • 抗菌性うがい液を使う
  • 健康的な食事を摂り、喫煙をしない
  • 定期的に歯医者へ行く
  • 一日に2回歯磨きをする
  • 一日に1回フロスをする

こちらの患者様は金属製の充填物をポースレン製のクラウン(被歯冠)に替えました。

 

歯を失った後そのまま治療せずにいると、健康な歯がずれたり、骨の減少や劣化などの問題が起こる原因となります。どちらの治療を選択するか難しいところですが、早く治療を決断することをお勧めします。